今回はマレーシアに留学する上で、知っておきたい英語の勉強法や、マレーシア英語等の英語事情についてシェアしたいと思います!
(筆者 Tsugumi)
マレーシアに留学をする上で英語学習は非常に大事になってきます。
なぜなら、大学入学前にはアカデミックレベルの英語力(IELTSのテスト)を求められ、
入圏学後の授業も英語で行われます。
欧米に比べ日本人には馴染みやすい同じアジア圏のマレーシア。
マレーシアの方は、英語を多少間違えても気にせず理解しようとしてくれる方が多いです。
しかし充実した大学生活を送るには渡航前に英語の勉強をしておく事をお勧めします。
殆どの学校では、入学前にIELTSのスコアが必要です!
先ず、大学に留学する際は必ずと言っていい程IELTSのスコア取得を大学から求められる事が多いです。
IELTSとは英語圏への移住や留学の際に受験が必須となる試験の事です。
TOEICがメジャーな日本人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、IELTSは主にイギリスやオーストラリア、シンガポール、マレーシアなどのイギリス英語を使用する国や、ヨーロッパ諸国に移住・進学する際に必要となる英語のテストです。
テストの所要時間は3時間で、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングといった4つの総合的な英語力が求められます。
最低スコアは1.0。最高スコアは9.0となり、マレーシアの大学だと5.0~6.0辺りのスコアを求められるケースが多いです。
渡航前にやっておきたい勉強法
IELTSはTOEICに比べると、難易度が高いリスニング、リーディングに加えて日本人が苦手とするライティング、スピーキングもテストされるので最初の勉強は大変かもしれません。
しかしIELTSで習得した英語力は必ず大学の授業で役立ちますので是非チャレンジしてみてください。
IELTSは独学が可能です!
とは言え、最初は何から勉強に手をつけていいか分からない場合もあるかと思います。
今回は、私が実際に行った独学での勉強法をシェアしたいと思います。
・目標点数と、点数を取る為の期間や学習法を決める→私の大学の入学条件としてスコア5.5を取得しなければならなかった為、5.5点を目標に設定しました。
また、5.5点点を取得する為にどこまでの範囲を勉強すればいいか計画をしました。
・単語帳の重要単語のみ一通り覚える→IELTS単語帳に載っている、出る順の前半に出てくる単語のみをマスターします。
・同じテキストを何週もする→色々なテキストに取り組むより、ひとつのテキストに何度も取り組む事でコツがつかめます。
・ライティング本の文章を模写する→kindleで無料のライティングサンプルが見れるので、そちらを真似てノートにひたすら模写をし、英文作成のコツを掴みました。
・YouTubeでシャドーイング→YouTubeでスピーキングのコツ等を配信してくれているものがあるので、動画を参考にシャドーイングをしました。
・外国人と会話する→実際に取得した英語をアウトップトする場を設けましょう。Hello Talkアプリを登録し、実際に電話をしたり会ったりして英会話をしていました。
このように目標の点数を決め、勉強法に時間配分をすれば
マレーシアの大学が求めるレベルのスコアであれば取得可能です。
筆者は社会人をしながら自分の貯金で留学を目指していた事もあり
塾に行くお金も時間もありませんでした。
そのため全て一人で勉強をしていましたが、上記の勉強法で目標のスコアを取得しました。
皆さんも是非チャレンジし、効率良く勉強を進めていきましょう!
筆者の勉強ノート
ファンデーションコースについて
とは言え、英語力に自信がない方もいらっしゃるかと思います。
そんな方には大学に入る前に、英語をしっかり身に着けたい方が行くファンデーションコースに行く事をお勧めします。
ファンデーションコースとは、大学に入る前の1年間大学英語やレポートの書き方やプレゼンテーションの仕方を学べるコースです。
1年間分の時間やお金はかかりますが、その分安心して大学の授業に集中する事ができるでしょう。
このように、大学前に大学の基本を学べるファンデーションコースが設けられている大学が殆どですので、英語力が心配な方はファンデーションコースから入学してみるのもいいかもしれませんね。
マレーシアで英語を効率よく勉強するには?
実際に、マレーシア人は英語がとても上手な方が多いです。
普段話す時は文法が多少砕けたりしますが、大学等のアカデミックな場面では上手に英語を使用します。
マレーシア滞在中はとにかく現地の人と話し、英語を使用する事を心がけましょう。
また、他民族国家であるマレーシアは様々な言語を話す方が多く、言語学習に長けている印象です。そんな彼らには学習のコツを聞いてみるのもいいかもしれませんね。
マレーシア英語について
また、なるべく特徴的なマングリッシュに慣れる事も大事です。
マレーシア訛りの英語はマングリッシュと呼ばれ、少しくだけた文法やセンテンスの語尾にlaをつけることが特徴です。
文法をしっかり勉強したい方にとっては物足りない環境かもしれませんが、英語初心者の方にとっては簡単な英語で会話ができるのでお勧めです。
最初は聞きなれないマングリッシュに戸惑うかもしれません。とは言え、同じアジア人なので一度慣れてしまえば簡単ですし、同じアジア圏の英語なので易く感じるでしょう。
しかし先ほどもお伝えした通り、普段くだけたマングリッシュを使っているマレーシア人でも大学の授業となるときちんとした英語をペラペラと話すこともしばしば。
私たち留学生もしっかりした英語を身につけておいて損はないでしょう。
アジア英語を身に着けましょう!
現在、著しく発展を遂げているASEAN諸国。将来グローバルに活躍したい人にとって、欧米の英語だけでなくアジア英語も身に着けておいて損はないでしょう。
マレーシアは多くの民族や外国人が暮らしているため、色んな訛りの英語を学べる事も魅力のひとつです。
ぜひ皆さんにも、グローバルなアジア英語を身につけてほしいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
Comments